はじめに
「IELTSのWriting Task 2 って、どうやって対策すればいいの?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
Task 2では、与えられたお題に対して自分の意見を250語以上で論理的に述べることが求められます。
私も、初めてIELTSを受けたときのライティングスコアは 5.5。思うように書けなかったことが悔しくて、3か月間じっくりTask 2の対策をしました。
その結果、自分の主張をしっかり伝えられるようになり、Writingは6.5(+1.0)、Overallも7.0に到達!
この記事では、私が実際に行った対策や、Task 2で共通して使える表現・練習法を紹介します。
Task 2で伸び悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください!
Task 2の基本:問題形式
Task 2では、次の3タイプの問題がよく出題されます。形式によって書き方や論理展開が異なるので、最初に問題タイプを見分けられるようにしておくことが重要です。
① 意見論述型
例)To what extent do you agree or disagree? / Do you agree or disagree?
- 賛成か反対か、はっきりと立場を取り、その理由を論理的に述べます。
② 議論俯瞰型
例)Discuss both views and give your own opinion.
- 両方の意見のメリット・デメリットを客観的に述べたうえで、自分の立場を明確にします。
③ 複数質問型
例)What are the problems and how can they be solved?
例)What are the causes and solutions?
- 問題点や原因を述べ、それに対する解決策や対応策を提示します。
私が実際にやった対策
対策の流れ
- 3か月前~:問題文のパラフレーズ練習、テンプレートの暗記&調整
- 2か月前~:立場を即決する練習と最後まで書き切る練習
- 1か月前~:制限時間を「45分→40分→35分」と短縮し、本番形式でのアウトプット強化
特に意識したポイント
① パラフレーズを瞬時に作れるように
導入・結論など、1つのエッセイで2〜4回パラフレーズを使います。ここで詰まると大きなタイムロスになるため、よく出る語句や言い換えパターンを蓄積しておきました。
② 立場は中立ではなく、どちらかに寄せる
立場が明確だと主張がぶれず、読みやすくなります。中立をとる場合は両者のバランスを取る理由を丁寧に説明する必要があり、やや難易度が高いと感じました。
③ 例は「自分の話」より「誰もが納得できる事例」に
IELTSはアカデミックライティングです。ニュース、社会問題、統計データなど、一般性のある根拠のほうが好ましいです。
やってよかったこと
① 週3〜4日は問題に触れる
IELTSでは「お題に慣れる」ことが非常に大切です。テーマに慣れるほど、立場や例がすぐに浮かぶようになります。
私はIELTS Online Tests.comや IELTS Mentor などを活用して、多様な問題に触れていました。
② ChatGPTで添削&改善点の分析
問題文とエッセイを入力して、「改善点をリストアップして」とお願いすれば、客観的なアドバイスがすぐにもらえるので便利でした。
C1レベルの模範解答も生成してもらい、使えるフレーズをメモ帳にまとめてストックしていました。
全形式で使える表現集
導入
- I strongly agree/disagree with that…
- I believe that… / In my opinion…
- From my perspective…
- While some people argue that…, I believe that…
主張展開
- The main reason is that…
- Another key factor is…
- One compelling reason for this is that…
- This clearly shows that…
比較・反論
- On the other hand…
- However, it is also important to consider that…
- Despite some opposing views…
- Nevertheless, I believe that…
結論
- To sum up…
- In conclusion, I believe that…
- While there are some disadvantages, I strongly believe the advantages outweigh them.
- All things considered, it is clear that…
各問題タイプのエッセイテンプレートについては、以下の記事で紹介しています!
【IELTS勉強法】Writing Task 2 タイプ別テンプレート
おわりに
いかがでしたか?
Writing Task 2でスコアを伸ばすには、「型」と「慣れ」の両方が必要不可欠です。
最初は時間内に書ききれず焦るかもしれませんが、練習を重ねることで必ず改善していきます。AIツールや模範解答も上手に活用しながら、自分の意見を論理的に伝える力を磨いていきましょう!