はじめに
「インドネシアってどんなごはんがあるんだろう?」
そんな風に興味を持たれている方もいるのではないでしょうか。
私は、インドネシア留学での半年間、スパイスを使った料理や新鮮な果物などを楽しみながら、たくさんのローカルフードを食べました。
とにかく、揚げ物が多い!というのが、実際に生活してみた感想です。
この記事では、ごはん系や主菜、そして揚げ物などの軽食を中心に、実際にインドネシアで食べたローカルフードを紹介します。
ほかにもまとめているので、ぜひご覧ください!!
【インドネシア留学】インドネシアのローカルフード紹介 スープ系・麺類・サラダ 編
【インドネシア留学】インドネシアのローカルフード紹介 スイーツ・ドリンク・フルーツ 編
ごはん系
1. Nasi Goreng(ナシゴレン)

インドネシア風チャーハン。甘辛いケチャップマニスでの味付けが特徴で、屋台からレストランまでどこでも食べられます。
ただ、外で提供されるものはとにかく油たっぷりです。
2. Nasi Padang(ナシ パダン)

ごはんに複数のおかずを盛ったボリューム満点のメニュー。
若いジャックフルーツの炒め物、キャッサバの葉炒め、サンバル(インドネシアのチリソース)が定番のサイドで、
肉や魚などのメインを合わせて、ごはんと盛り付けてくれます。
この料理は、全般的に辛いです。
3. Nasi Kuning(ナシ クニン)
ウコンで色づけした黄色いごはん。ピラミッド型に盛られるのが特徴で祝い事や特別な日の定番です。
なのですが、Manadoという北スラウェシで有名なNasi Kuningは少し違っています。
友人に絶対食べたほうがいいと言われて向かったお店では、
ウコンで色づけした黄色いごはんに甘辛のほぐし肉とゆで卵が、なにかの葉で包まれたものが出てきました。
同じ名前でも、地域性があって面白いですよね!

4. Nasi Uduk(ナシ ウドゥク)

ココナッツミルクで炊いたごはん。
がっつりめの朝ごはんとしても認知されていて、香り豊かなごはんに揚げ豆腐や卵などの好きなおかずを合わせていきます。
5. Nasi Campur(ナシ チャンプル)
混ぜごはんの意味。
好きなおかずを自由に選んで盛りつけるスタイル。地域や屋台によって全く異なる味が楽しめます。
6. Nasi bakar(ナシ バカル)

バナナの葉でおかずを包んだごはんをくるみ、グリルしたもの。
少し香ばしいごはんがとてもおいしいです。
7. Nasi Pecel(ナシ ぺチル)

茹で野菜とごはん。ベジタリアン向けとして用意するレストランも。
超濃厚かつ甘めのピーナッツソースがかけられていて、野菜とは思えないほどお腹に溜まります。
8. Bubur(ブブル)
インドネシアのおかゆ。しょっぱいのと甘いの、2種類あります。

・Bubur ayam
朝ごはんの定番。
日本のおかゆとはかなり違っていて、トッピングもいっぱいで油もかかっており、かなり重めではあります。
体調がすぐれないときに食べるとかなりの確率で気持ち悪くなります(体調不良の日本人3人は誰も完食できず)。

・Bubur ketan hitam
黒モチ米の甘いおかゆ。
練乳のように甘くしたココナッツミルクを好みで足して食べます。
主菜系
9. Ayam Goreng(アヤム ゴレン)

インドネシア風揚げチキン。
ド定番のメニューで、マクドナルドにもあります。
10. Ayam Bakar(アヤム バカル)
甘辛いタレに漬けて炭火焼きにしたチキン。屋台でよく見かける定番の一品。
11. Sate Ayam(サテ アヤム)
ピーナッツソースがたっぷりかかった鶏肉の串焼き。
Sate Ayam Bakar というメニューは、焼き鳥のタレ味にそっくりです。

12. Rendang(ルンダン)
スパイスたっぷりの牛肉煮込み。時間をかけて煮込まれたコクの深さが魅力。
13. Iga bakar(イガ バカル)

骨付き牛肉のグリルにBBQのような甘めのソースが合わせられたもの。
あぶらたっぷりのジューシーな料理です。
14. Klatak(クラタック)

子羊肉の串焼き。
串が自転車のホイールで、塩コショウでしっかりと味付けされた肉をカレー風味のスープにつけて食べます。
臭みなど全くなく、柔らかくておいしかったです。
15. Ikan Bakar(イカン バカール)
炭火焼きにされた魚料理。
焼きたてはとても香ばしく、油っぽくもないので食べやすいです。
16. Pecel lele(ぺチル レレ)

ナマズの唐揚げ。
バジル入りトマトサンバルを添えていて、臭みの無い柔らかい白身がとてもおいしいです。
日本に帰っても、また食べたいメニューのひとつです。
17. Babi guling(バビ グリン)

Bali Hindu というものが存在するように、ヒンドゥー教が基本となるバリでは、インドネシアでは珍しく豚を食べます。
カリッカリにグリルされた豚の皮や炒め物は、とてもごはんに合います。
揚げ物(サイド)や軽食
18. Gorengan(ゴレンガン)
Tahu(タフ)という豆腐のようなものや、Tampe(テンペ)という大豆を推し固めて発酵させたものといった大豆製品を揚げたものはトッピングの定番です。
ジャガイモコロッケのようなPerkedel(プルケデル)や 野菜入りのかき揚げのようなBakwan(バクワン)も。
もちろん、バナナやキャッサバも揚げちゃいます。
ほんのり甘くて、少しお腹がすいた時にはぴったりです。
19. Pempek telor(ペンペック テルー)
南スマトラで有名な料理。
すり身でできた生地でゆでたまご(Telor Rebus)をつつみ、揚げたもの。
中華風サラダのような甘めのたれで食べます。
20. Lumpia(ルンピア バサー)

Lumpiaは揚げ春巻きのようなものですが、
この料理は、お好み焼きソースのような甘辛ソースで味付けしたもやしと卵の炒めものを、皮で包みます。
21. Siomay(スオマイ/シュマイ)

モチモチの生地に肉や魚がメインの餡がつつまれています。揚げ豆腐や練りもの、じゃがいもなどのすべての具材がゆでられていて、ピーナッツソースとチリソースで食べます。
揚げたものもありますが、個人的にはゆでた方が好みです。
おわりに
いかがでしたか?
ごはんものや揚げ物が多いことが伝わったと思います。
ここで紹介できなかった料理もまだまだたくさんあります。
ぜひ、現地であなたのお気に入りごはんを見つけてください!!
そのほかのジャンルについても、まとめているのでチェックしてみてください。